歯ぐきのケアをしないと 40代からは歯周病に注意!

歯周病菌で「非アルコール性脂肪性肝炎」が悪化!

歯周病菌が非アルコール性脂肪性肝炎・
NASHの悪化を促進!

お酒を飲まないのに肝臓に脂肪が溜まり、脂肪肝から慢性肝炎、肝硬変へと進展していく病気・NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)。これまで発症に肥満や糖尿病の関与が指摘されていましたが、新たに歯周病菌がNASHの悪化を促すことがわかってきました。

調査では、NASH患者の歯周病菌*の保有率は5割を超えており、しかもその大半の人から感染症を起こす能力の高い型の菌が検出されています。また、人工的にNASHを起こしやすくしたマウスに歯周病菌※を投与すると、3ヶ月後には肝臓が平均で約1.5倍に肥大し、肝炎が悪化したという結果も出ているのです。歯周病菌が血流にのって脂肪の多い肝臓にたどり着くと、炎症が起き、それが新たな刺激となって、NASHが進行していくのではないかと推測されています。

NASHの患者の歯周病菌保有率

歯周病治療で、肝機能の数値が正常に

歯周病菌を保有するNASH患者に歯周病の治療をしたところ、3ヶ月後には肝機能を示す数値がほぼ正常になるまでに改善しました。軽度のNASHの場合には、歯周病を治療し、その後も歯周組織を適切な状態に維持することで、肝機能の改善が期待できると考えられます。

「歯周病菌とNASH」に関する実験

NASHと歯周病の関係

  • NASHは、肝臓への脂肪蓄積+炎症によって発症。歯周病菌は炎症をもたらすと考えられる
    →糖尿病や肥満といった既存の危険因子を持つ人にとって、歯周病菌感染が悪化因子となることが示唆されている
  • NASH患者の歯周病菌*の保有率は52.0%。
    さらに、その大半から感染症を起こす性質・能力の高い型の菌が検出されている
  • 歯周病治療によって、NASH患者の肝機能が改善!

*P.gingivalis、歯周病菌の一つ

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